頚や腰のトラブルで痛みや痺れ等、様々な症状が表れますが、初期の段階では手術以外の治療(保存治療、対症療法)を選択するのが一般的です。
数か月~半年間、保存治療や対症治療(リハビリ、ブロック注射、鍼灸等)を行っても改善がない場合には、手術が選択肢の一つに入って来ます。
当院は、この段階の方を主な対象とした、頚・腰のみに特化した手術専門の病院です。手術というものは、数ある治療法の中の一つの選択肢であり、プラス面、マイナス面があります。これらを天秤にかけ、患者様と医師間で相談し、最終的には手術を受ける患者様自身が選択するものではないかと思っています。
プラス面は、症状の原因を直接解除できる点であり、これは、他のリハビリ、ブロック注射等の保存療法ではできない事です。マイナス面は、やはり手術の危険性であります。危険な合併症も経験していますし、術前より筋力が落ちることも0.3%程度ありました。